美味しい?


公園で絵を描く霧香に付き合いのんびりと過ごすミレイユ
時計を見ると紙の袋からランチボックスを取り出す

ミレイユ「ねぇ 霧香 一休みして食事にしない?」
 霧香 「・・うん・・・」

霧香は筆を置きタオルで手を拭くとランチボックスを開ける
中には二種類のサンドイッチが入っていて 二人はそれぞれ違った物を手に取ると食事を始める

ミレイユ「たまにはこうして外で食べるのもいいわね」
 霧香 「・・そうだね・・・」

一つ目を食べ終わり 二つ目のサンドイッチに手を伸ばす霧香

ミレイユ「・・あんたも前に比べるとずいぶん美味しそうに食べるようになったわね」
 霧香 「・・・そう・・かな・・?」
ミレイユ「そうよ」

軽く微笑むとミレイユは霧香の顔に手を伸ばす

ミレイユ「口にソースが付いてるわよ」(指で拭うとその指を舐める)
     「うん こっちも上出来ね」
 霧香 「・・・ぁ・・・・」
ミレイユ「どうしたの?」
     (慌てたように顔を横に振る霧香)
 霧香 「・・・なんでも・・ないの・・・・」
ミレイユ「そう?」

食事を続ける間 なぜかミレイユの顔を何度も見る霧香

ミレイユ「私の顔になにか付いてるの?」
 霧香 「・・・・・何も・・付いてないわ・・・・」
ミレイユ「だったらなんでさっきから見てるの?」
 霧香 「・・・・・・・・・・・・・」
ミレイユ「・・・まぁ いいわ」


食事を再開するミレイユ その口元にソースが付くと霧香は嬉しそうに微笑みを浮かべる

 霧香 「・・ミレイユ・・・ソースが付いてるわ・・・」
ミレイユ「え? どこに?」
 霧香 「・・・ここ・・・・」(手を伸ばして指で拭き取る)
ミレイユ「ありがと」

ソースの付いた指をじっと見詰める霧香

ミレイユ「どうしたの? あ タオルが欲しいの?」
     (さっきよりも激しく頭を振り否定する霧香)
ミレイユ「ちょ・・・どうしたのよ タオルはいらないの?」
 霧香 「・・・うん・・」
ミレイユ「だったら見てないで舐めちゃいなさいよ」
 霧香 「・・・・・・・・うん・・・・・」

うなずくと霧香はソースを口にし 恥ずかしそうにうつむく

ミレイユ「・・・あんた さっきから変よ」
 霧香 「・・・・・・ミレイユ・・・私の口に付いたソース・・・舐めたでしょ・・?」
ミレイユ「ええ それがどうしたの?」
 霧香 「・・・・それって・・・・間接キス・・だよね・・・?」
ミレイユ「・・・・・・え・・・」
     (頬を染めながら上目遣いでミレイユを見る霧香)
ミレイユ「・・・・・・・・・・そうとも言うわね・・・
      あっ 私の顔を見てたのは 口にソースが付くのを待ってたのね?」
 霧香 「・・・・うん・・・・・私も・・・・してみたかったの・・・」
ミレイユ「・・・・・それで 感想は?」
 霧香 「・・・・・・美味しかった・・・・・」
ミレイユ「・・・・・・・・・・・・・ばか・・・」


管理人より
か、間接ちうーーーっ
と叫んだところでこんにちは(何それ)
姐さんより霧香の方が先に気づくなんてっ姐さんったら案外鈍感?
ところでサンドイッチはどっちが作ったんだろ〜やっぱ二人でかなぁ〜
新婚さんみたいに(妄想)

匿名希望様へ
今回のSSには題名はなかったので私が勝手につけさせてもらいました。
ありがとうございました。