蓉子さまを差し置いて、私が三枚目…。
ほ、本当に良いのかなぁ。
なっちゃったもんは仕方がありません。
然うかなぁ…いや、でも
と言うか私こそ由乃さまを差し置いてますし。
本来だったら此処に居るべきは由乃さまなのに。
……仕方無い、のかな。
つまりは然ういう事です。
でも由乃だったら何て言ってくれたかなぁ。
私は由乃さまでは無いので分かりません。
私の感想は一言で言うと、まるきりの別人、です。
うん、自分でも然う思う。
本当だったら体だけの筈だったのに、
調子に乗って髪まで火にしてしまったそうです。
乗りすぎ、ですね。
おかげで何だか紅の血筋みたいだよ、私。
ま、中身は変わってないのだから、
良いんじゃないですか。
由乃さま曰く“ヘタレ”が治ったわけでもなさそうだし。
…聖さまが言っていたけれど、
あのヘタレが何て?
…え、と。
志摩子以外の人には容赦無いよね、乃梨子ちゃん。
志摩子さんは別格です。
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