※後半戦はえっちありの二人のみです。




「の前、に。蓉子さん、えっちって何かな?」
「…交媾の事よ」
「こ…?何其れ」
「だ、だから…」
「出来ればもっと分かり易い言葉で言ってくれた方が助かるんだけどなー」
「……情交の事、よ」
「え、何、もう一度」
「…ちゃんと聞こえてたくせに」
「聞こえないよー。だからもう一回。ね、えっちってなに?」
「……と言うか、分かってやってるわね。確実に」


51 貴方は受け? 攻め?

「攻めですよ!」
「…」
「はい、蓉子さんは?」
「…受け、よ」
「およ?」
「…何よ」
「いや、まただんまりかなーと思ってたから」
「…そんな事したって。貴女を悦ばせるだけでしょう、どうせ」


52 どうしてそう決まったの?

「どうしてって、ねぇ」
「…こっちを見ないで」
「だって、ねぇ?」
「だから、見ないで」


53 その状態に満足してる?

「うん!ものっそ満足してる!」
「……」
「あれ?蓉子さんは不満足?」
「…私だって」
「うん?何?」
「な、何でもないわよ!ばか!」
「え、な、何で怒るの?まさか不満足なの?然うなの?私、良くない?実は下手!?」
「…知らない」
「えーッ」


54 初エッチはどこで?

「…あー」
「……」
「あれが情交と呼んで良いものならば。今現在は蓉子の部屋になってる離れで、です。はい」
「何、畏まってるのよ」
「い、いや、だって」


55 その時の感想を・・・・

「だって…何?」
「あの時は蓉子が欲しくて…頭の中、蓉子の事でいっぱいで…其の」
「…私、は」
「…」
「痛かった。噛まれた所よりも此処が、此処が痛くて…苦しかったのよ、聖」
「蓉子…」


56 その時、相手はどんな様子でした?

「聖は…貴女は縋るような、今にも捨てられてしまいそうな目をしていて」
「…蓉子が交神するなんて言うから、だから」
「今思えば、少し震えていたのかも知れない…」
「蓉子はずっと目を瞑ってた…。まるで現実から、私から目を背けているようだった…それでも」
「背けていたわけじゃないわ。ただ、分からなかっただけ…」
「……」
「…自分の気持ちが、そして聖の事が。だから苦しかった…」
「…うん」


57 初夜の朝、最初の言葉は?

「目を覚ましたら。聖は…」
「…」
「冷たい褥に私は独り、残されてた。熱も余韻も、噛み傷すら、私には残されてなかった」
「…ごめんなさい」
「……『お早う、蓉子』」
「え…?」
「然う言ったじゃない、あの時」
「…え、と」
「それから。忘れないって言ってくれた事、とても嬉しかった…」
「…あぁ」
「ねぇ、聖。貴女が言ったとおり、あの朝が二人にとって初めての朝だったのよ」
「…然うか、然うだね」


58 エッチは週に何回くらいする?

「…下手をすれば一度も出来ない週がある」
「だって、討伐に行ってたら出来ないじゃない…」
「でも多いとほぼ毎日。其れはもう、仕合わせなんです」
「…やっぱり計画性って大事よね」


59 理想は週に何回?

「毎日でも」
「嫌よ」
「じゃあ、何回だったら良い?」
「え」
「蓉子の理想。何回したい、でも良いよ」
「………」
「蓉子、顔真っ赤」
「わ、私は別に…」
「じゃあ…したくない?」
「……聖が、望むのなら…其の、毎日は…困る、けど」
「良いの…?」
「……う、ん」


60 どんなエッチなの?

「普通だよ。普通に入れたり」
「…ッ」
「他には舐めたり、噛んだり、たまには後からとか蓉子を膝に乗せてと」
「せ、聖ぃぃ!!」
「ぎゃ、ぎゃあぁぁ…!!」


61 自分が一番感じるのはどこ?

「それよか、今はほっぺたが痛い。蓉子さん、力有り余りすぎ」
「……」
「あ、いや、え、と、どこだろーなー。脇腹、とかかなー。指先でこう、撫でられるとゾクリとするし」
「…」
「あの、蓉子さんは…?」
「…貴女が思っているところで良いわよ」


62 相手が一番感じているのはどこ?

「一番?其れは難しいなぁ。大体、蓉子は基本的に何処でも敏か」
「何かしら?当主様」
「え、えと。耳朶とか弱いと思われます。あと鎖骨ら辺に歯を立てられるのも弱い模様です、はい」
「聖は…背中に爪を立てると喜ぶわよね」
「うん、嬉しい」
「あと脇腹に薄く残る傷を指でなぞると昂ぶるみたい…」
「うん、凄くゾクゾクする」


63 エッチの時の相手を一言で言うと?

「獣の子」
「この世でこんなに愛しいものは居ないってくらいに愛しい人、て。一言じゃないね」


64 エッチははっきり言って好き? 嫌い?

「何を今更、野暮だなぁ!大好きですよ!ねぇ、蓉子さん?」
「其の言い方だとまるで私まで大好きみたいじゃない!」
「だって好き、でしょう?」
「…き」
「き?」
「き、嫌いじゃないだけ、よ…」
「ああ、素直じゃないんだから」


65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?

「はい、蓉子さんの出番です」
「…状態とか、局面とか」
「成る程。然うだね、私が直接蓉子の部屋にお迎えに上がります」
「…それから聖の部屋に連れて行かれるわ」
「たまに蓉子の部屋で。余裕が無くて、我慢出来ない時とか」
「…狭いと言っているのに」
「でも狭いのも良いものだよ。よりくっ付いて居られるもの」


66 やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)

「外。傍で祭とかやってる時とか。声を押し殺してる様とか想像するだけで」
「は?」
「ほら、昔の人は外でしたとか言うじゃない。歌垣とかさ」
「は?!」
「…冗談です」


67 シャワーはエッチの前? 後?

「お風呂は前?後?どっちが良いの?」
「よ、蓉子さん、少しやけっぱち…?」
「私は出来れば両方入りたいけれど、沸かす手間があるから」
「はい、一つ提案。寧ろお風呂に入っている最中とかどうでしょう?手間が省けて宜しいかと」
「ああ、然うね」
「じゃあ…!」
「絶対、嫌」
「は、はい…」


68 エッチの時の二人の約束ってある?

「相手の意思を無視して力尽くではしない事」
「でも其れは私限定で。蓉子さんから迫って来る時は其の限りに非ず、てね」
「そ、其れは力尽くって言わないわよ、と言うか迫ってなんか…!」
「ふぅん。この前なんか、襟を掴まれて口付けされたけどなぁ」
「そ、其れは貴女がウダウダ言うから…!」


69 相手以外とエッチしたことはある?

「無いよ」
「…ふぅん」
「ありません事よ」
「…へぇ」
「本当に無いんだってばー…!」
「…分かったわよ」


70 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?

「……また痛いところ、を」
「今は反対」
「う…」
「だけど最初、其れを拒まなかったのは私だから。聖だけのせいじゃない」
「…蓉子ぉ」
「けれど、今は反対、だから。分かった?」
「うん、分かった」


71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?

「そしたら。確実に三条河原に骸が増えるだけだね」
「…ッ」
「今更、骸が一つや二つ増えた所で。何とも無いよ、彼処は」
「聖…ッ」
「頭ではどんなに分かっていても。自分じゃ何ともならない。そこまで私は…大人、じゃない」
「…分かったわ。そしたら私が貴女を止めてあげる」
「じゃあ私がされたら?」
「……赦せないわ、屹度」
「じゃあ、其の時は私が止めてあげるね」
「でもね、聖。そんな事になったら私は貴女を抱き締めたい」
「……」
「其の為にこの腕はあると、思いたいのよ」


72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?

「…両方」
「其の恥ずかしがってる様がまた堪らないんだよねー…へへ」
「…変態」


73 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?

「親友…と言うと」
「江利子、かしら」
「あのでこが?いや、あり得ないから!」
「然うね、私も考えられないわ。…だけど」
「だけど?だけど、何なのさ?!」
「寂しいじゃなくて、面白そうだったら。あの子の場合、或いは有り得るかも知れないわ…」
「んなの、絶対駄目ーーーー!!!」


74 自分はエッチが巧いと思う?

「どうかなぁ」
「……知らないわよ」


75 相手はエッチが巧い?

「どう?私って巧い?」
「……」
「それとも、やっぱ下手?」
「………下手じゃ、無いわよ」
「じゃあさ、ちゃんと気持ち良い?」
「…気持ち良いわよ、ばか」

「蓉子は…最初は拙かったけど、今はどうしてなかなか」
「…」
「と言うかね、学習能力が半端じゃないんだよねー…蓉子は」
「……」
「この間だって」
「次の問いに行きましょう」


76 エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?

「名を呼んで欲しい。何度でも良いから、聖、聖、て」
「私も名を呼んで欲しいわ」
「へへ、よ〜こ」
「いや、だからって今呼ばなくても良いから」


77 エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?

「言って良いのかな〜」
「常識の範囲でお願いしたいものだわ」
「然うだなー。例えば我慢してる顔とか、箍が外れて善が」
「其れ以上言ったら蹴るわよ、膝で」
「ぎゃあ」

「……凄く意地悪そうな顔をするのよ、貴女」
「うん。で?」
「特に瞳の色、が…」
「うん、其れで?」
「………もう、良いじゃない」


78 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?

「良いとか悪いとかの問題じゃ無いわ…」
「蓉子さん、視線が痛いですって」
「私は…聖以外、考えられないのに」
「私だって然うだよぉ!」
「…聖以外なんて、嫌なのに」
「私も蓉子以外なんて考えられないし、嫌だって!!」


79 SMとかに興味はある?

「前者が相手に苦痛を与えることによって性的満足を得る異常性欲」
「ふむ」
「後者が相手から精神的、肉体的苦痛を与えられることによって性的満足を得る異常性欲」
「なるほど」
「…で、どうなのよ」
「言葉で苛めるのは好きだけど。これってどうなのかなー」


80 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?

「…其れは其れで、心配になるわ」
「え、本当?嬉しいなぁ」
「其れに…」
「うん?其れに?」
「そんな事になったら…其の…淋しい、し…」
「…う、わ。其の顔はやばいよ、凄くやばいよ…ッ」


81 強姦をどう思いますか?

「…………」
「聖…」


82 エッチでツライのは何?

「…蓉子が抱き締め返してくれなかった時。初めは気にして無かったんだけど…」
「聖が何故私を抱くのかが分からなかった時は…辛かったわ」
「今は…たまに、あの頃のように壊したくなる衝動に駆られる時があって」
「然う言う時は大抵、目の色で分かるのだけど…」
「何度も何箇所も、蓉子の躰に自分の証を刻み付けるように噛み付いてしまうんだ…」
「聖は不安定になると然うなるのよね。貴族から手紙が届いた時も然うだった」


83 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?

「はらはらとか…どきどきする事、かしら…」
「はらはらどきどき、ねぇ。蓉子さんにしてみれば何処だった?」
「…子供達が隣で昼寝していたのに。襖一枚しか隔てる物が無かったのに」
「ああ。そういやあの時は蓉子、必死で声を殺していたよね」
「貴女はやたらに意地悪だったわ…」
「だって声が聞きたかったんだもの」


84 受けの側からエッチに誘ったことはある?

「…うっふっふ」
「気持ち悪いわよ、其の笑い」
「いやだって思い出しちゃって」
「…」
「こう、弱々しく裾を掴んでね、涙溜めた目で見上げられたら…もう!」
「あ、あれは誘ったわけじゃ…ッ」
「でも…すんなり、腕の中に納まったよね?」
「そ、其れは、其の…だって」
「あの時は…嬉しかったなぁ」


85 その時の攻めの反応は?

「少し吃驚したけど嬉しかった。私だけじゃ無いんだって、思えて」
「…いつもより、抱きしめてくれた腕が優しかった」
「いつも優しくしてるつもり何だけど、な…」


86 攻めが強姦したことはある?

「……最初の其れは然うだった」
「…」
「しかも其の後も続けた。挙句、蓉子が嫌がる様を見て喜んでた。然う、祥子が隣に寝ていても…」


87 その時の受けの反応は?

「どうして、て言われた。やめて、て。だけど…わたし、は」
「…聖」
「…最後まで、続けた。蓉子を独りにさせても。挙句…頬を、叩かれた」
「聖」
「…蓉子」
「聖の手は、温かいわ」
「え…」
「あの時も、今も。聖の手は温かいの」
「……」
「言ったでしょう?聖だけのせいじゃない、と」


88 「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?

「蓉子が理想。蓉子以上なんて多分、無いよ」
「…私も聖で良いわ。と言うか、多分なのね」
「だって比べようが無いじゃない。他の人の感触なんて知らないもの」


89 相手は理想にかなってる?

「うん。もう十二分に、ね」
「…ええ」


90 エッチに小道具を使う?

「小道具?あれに小道具なんてあるの?あるのなら使って」
「あったとしても、嫌よ」
「ねぇ、蓉子。其れって矢っ張り私の方が良いって事?」
「……」
「あ、然うなんだ。わー嬉しい」
「…もう」


91 貴方の「はじめて」は何歳の時?

「ひぃふぅみぃ…七ヶ月くらいの時かな。正直なところ、元服前でした」
「私は…十ヶ月」


92 それは今の相手?

「うん」
「…」
「ちょ、蓉子?実はまさか…」
「…聖以外、誰が居ると言うのよ」
「本当?本当に?」
「本当よ」
「じゃあ、さっきの間は何?何なの?」
「少しだけ思い出しただけよ」
「何を?」
「思えば私、当時は交神するつもりだったのよね、て」


93 どこにキスされるのが一番好き?

「口付けの事」
「うーん、然うだなぁ。やっぱり唇かな。あ、でも脇腹にされるのも好き」
「私は…」
「うん、どこどこ?」
「…唇」
「と言うか、間があったのが気になるんですけど」


94 どこにキスするのが一番好き?

「一番なんて決められないんですけど!」
「…」
「場所によって反応が違ってねー。例えばあそごふぁッ」
「…私は唇、で」
「よ、よう、こ…さん…ひ、ざ…で、みぞ…おち…は…やば…い…て…げほ」


95 エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?

「名を呼んでから身体を重ねるようにして抱き締めた時」
「…背中に腕を回して抱き締め返した時、若しくは私から抱き締めた時」


96 エッチの時、何を考えてる?

「蓉子の事だけ。それ以外考えられない」
「私も…聖の事だけを、思ってるわ」


97 一晩に何回くらいやる?

「許されるところまで」
「…基本的には次の日に響かないように、と思っているのだけど」
「溜めてしまうと、然うもいかなくなるよね。お互い」
「ちょ、だから、然う言う言い方をすると私まで同じだと思われるじゃない!」
「え、違うの?」
「違うわよ…!」
「…然うとは思えないけどなぁ。ついこの間だって、私の怪我したところ舐め」
「せーいーー!」


98 エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?

「…いつも脱がされてるわ」
「まぁ、最初は完全には脱がさないんだけどね。着物の裾から垣間見える様が良いから」
「……」
「で、私はある程度の所まできたら脱いでる」
「…其れって焦らす為でしょう」
「あ、分かった?」


99 貴方にとってエッチとは?

「共に生きている事を感じる為の行為」
「…格好つけて」
「はは。正直な事を言うと好きだから触れたいだけ。何より、蓉子が欲しいから触れたい」

「…多分、本能に基づいた欲求なんだと思うわ」
「お、蓉子からそんな言葉が出るなんて」
「好きだから触れたい。好きだから触れられたい。つまりは聖と一緒なのね、私も…」


100 相手に一言どうぞ

「蓉子」
「うん?」
「好きだよ」
「な、何突然…」
「誰よりも蓉子が。ようこが、好き」
「せい…」
「蓉子は?」
「…私も」
「私、も?」
「誰よりも、聖が…」








 −前半戦




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