……あ、さん。
……。
……。
…ナディ。
……。
ナディ……。
…。
…つかまえた。
……エリス。
ナディのせなか…。
…。
あったかい…。
……。
…やっと。
やっと、かなった…。
…。
かなえて、くれた…。
……。
…すき。
……。
ねぇ、これからは…これからはずっと、いっしょにいて。
…。
ふたりだけで、ずっと…。
……。
……ほかにはなにも、いらないから。
…他に、は。
……あなたが、あなたさえいてくれれば、それでいいの。
……。
…?
ナディ…?
……。
あ…。
…離れて。
…!
離れて、エリス。
……どうし、て。
……。
どうして、どうして…?
…。
…いや。
……。
そんなの、いや…ぁ…。
…。
ナディ、ナディ……。
…エリス。
もう、はなれたくない……。
…。
…はなさないで。
おねがい……。
…。
ずっと、まってたの…。
あなたとまた、あえるひを…。
…。
あなたにあいされるひがくるのを…ずっと、ずっと、まってたの。
…それは本当に、あんたの想いなの。
そうだよ。
あなたにあって、あいされて、それで…
…それは。
あんた以外のエリスの想いじゃないの。
ちがう…!
……。
わたしは、わたしだって…。
どうして良いか、分からない。
…。
分からない…。
…わからなくて、いい。
…。
いいの…。
…エリス。
……いや。
…そのままで、良いから。
……。
そんな強くしがみ付かれると、苦しい。
…もう、いわない?
……。
ねぇ…もう、いわない…?
……そう、言った。
……。
……エリス。
…このせかいに、あなたのばしょはないの。
……死ぬべき人間だったから。
だからわたしだけが、あなたのいばしょ…。
…。
いていい、ばしょだから…。
…ウィニャイ、マルカ。
……。
あたしが生かされたその瞬間から、こうなる事が決まっていたのなら…。
…。
……だったら、エリス。
…。
…もう少し、早く来て欲しかったよ。
……。
もっと早く、来て欲しかったよ…。
…ナディ。
……ずっと、一緒にいて欲しかったよ。
……。
…独りになんか、なりたくなかった。
なかったよ、エリス…。
…。
ずっと、そばにいてほしかったよ……。
…わたしも、いたかった。
…。
ずっと、あなたのそばにいたかった…。
はなれたくなんか、なかった…。
…だったら、なぜ。
ちからが、なかった…。
…。
…しんでしまううんめいにあるあなたをたすけるだけで、せいいっぱいだった。
…。
このいれものがおおきくなるまで、わたしは、またなければならなかったの…。
……。
ごめんね…ナディ。
…。
ひとりにして…ごめんなさい。
…。
でももう、しないから…。
そのためのちからを、てにいれたから…。
…。
…だからおねがい、なかないで。
なかないで、ナディ…。
…しないで。
もう、しない…したくない。
……もう、にどと。
しないから、だから…。
エリス……。
…あなたも、わたしをひとりにしないで。
……。
…このからだに、きえないきずをつけて。
…。
あなたのいのちを、このからだにきざんで……。
…。
…ねぇ、だきしめて。
…。
……わたしを、つよく、だきしめて。
あなたがちゃんとここにいるって、もういちどおしえて…。
……。
…。
…エリス。
もっと……。
…。
…もっと、つよく。
だいて…。
……。
あぁ、ナディ…。
あたしは、あんたと生きていく…。
…。
ほかにはなにも、望まない…。
……あぁ。
Fragmente der Träume −夢のかけら
…ふぅ。
ナディ。
…やぁ、エリス。
おかえり。
ただいま。
なんて、どこかに行っていたわけでもないんだけどね…。
…ふふ。
……。
…ん。
エリス…。
…よごれちゃう。
そうだけど。
……ナディ。
……。
ねぇ…どう?
そうだな…。
…実、つけてくれそう?
この子達も頑張ってくれているけど…。
…ナディも。
あたしは…私は、ほんの少しの手伝いをしているだけだから。
…。
そう、ほんの少しだけ…ね。
…わたしより。
ん…?
この子達の方が大事にされてるような気がする…。
…。
…ずるい。
どちらも大事だから。
…。
…選べと言ったら、あなたを選ぶ。
絶対?
…状況次第かな。
どんな状況でも。
…。
…わたしを選んでくれなきゃ、いや。
……やれやれ、困ったな。
…。
…躰は?
ちゃんと言ってから。
…。
……。
…困ったな。
……。
…そんな状況、初めからないと言うのに。
でも次第って言ったよ…。
…少し、ね。
少し、なに…。
…いつもどおりじゃ、つまらないと思ったから。
…。
…初めから、選んでいる答えを言うだけではさ。
いじわる…。
…うん。
……。
…躰、お腹は?
……。
エリス…?
…少し、痛い。
え…。
…ナディが、意地悪するから。
……。
やさしく、して。
…汚れるよ。
さっきはしてくれた。
…。
してくれなきゃ、いや…。
…。
ナディ…。
……。
……。
……痛く、なくなった?
まだ…。
……困ったな。
…困って、ばかり。
…。
困らせて、ばかり…。
……エリス。
もう、大丈夫だよ…。
…。
…もう、大丈夫だから。
離して、良いよ…。
…いや、離さない。
……仕事、戻らなくて良いの?
人間、だからさ…。
…。
少し、疲れた…。
少し、休みたい…。
…ナディ。
そう、私は生きているから…。
…。
…疲れるし、あなたとこうしてたいとも思う。
…。
…でも、生きてるからこそ。
腹が減って…さ。
…お腹?
どんな時でも、腹だけは減る…。
…
…減らなかったら。
多分、私はあなたを…抱いたままになってしまう。
……。
…それでも、良いけど。
私は、あなたのものだから…。
…ねぇ、ナディ。
ん…?
……。
エリス…?
…旅。
……。
したい…?
…。
また…。
……もう、良いよ。
…。
空は、此処にもある…。
…。
…空は、どこまでも繋がってる。
だから、私はこれで良い…。
…ナディ。
……もう、どこにも行きたくない。
誰とも、会わなくても良い…。
…。
…二人でただ、静かに生きていたい。
……三人に、なるよ。
…。
もう、なってるの…。
…そう、だったね。
……。
ところで…エリス。
…なぁに。
腹が、すいた…。
……。
…背中と、くっついてしまいそう。
言うと、思った…。
…何か、持って来てくれたと思ってるから。
ん……。
…。
…彼処に、隠してあるの。
手の込んだ事を…。
…ね、行こう?
向こうで、休もう…?
うん…行こう。
……。
……。
…ナディ。
豊作だったら、良いなぁ…。
…うん、そうだね。
そしたら…。
…そしたら?
それでごはん、作ってあげるね…。
…うん。
Garten des Gottes −神の庭
……。
…ナディ。
……ん。
なに、考えてるの…?
…別に、何も考えてない。
ぼんやりしてただけ…?
んー…。
…それとも、眠たくなった?
それかな…。
…少し、横になる?
ん、そうしようかな…。
じゃあ…はい。
…。
……ひざ。
…うん。
……。
……。
……ナディ。
…お腹、そんなに大きくなってない。
なったら、出来なくなっちゃうかな…。
…どうだろう。
分からない…。
……。
…ねぇ、エリス。
うん…?
…なにか、話してよ。
なにが、いい…?
……。
…なんでも、いい?
名前…。
…。
…エリスの、名前。
……わたしの名前は。
…。
…あなたを育ててくれたお母さんがつけてくれたの。
……。
あの時はまだ、なかったから。
…。
…固体番号で、呼ばれていたから。
でも、あなたは…。
…。
その名前になることを、知ってた…。
…うん。
……つづき。
…エリスという名前は、
…。
あなたをうんだ、魔女の名前からとられた…。
…。
…ナディを、わたしの大事な人をうんでくれたひと。
……。
その、魔女の名前は…。
…。
……エ
エリス。
…なぁに。
あなたは、本当は…。
……。
…私、の。
……。
……。
…ちがうよ。
……。
ちがうの…。
…エリス。
あの人が愛したのは、あなたのもう一人のお母さんだから…。
…。
…あなたは、二人の子供だから。
わたしは、あなたをうんでないから…。
……。
…わたしは。
…。
ねぇ、わたしの名前はなに…?
…。
…ねぇ、ナディ。
……エリス。
…。
エリス…。
…だれの?
……。
ね…いって。
…私、の。
……。
私の、エル…。
…。
……。
…少し、眠る?
うん…ちょっと、つかれた。
じゃあ…髪、撫でてあげる。
怖い夢が、あなたの心を浚ってしまわないように…。
ん……。
…また、後で。
おやすみなさい、ナディ…。
……。
……。
……ねぇ、エリス。
うん…?
……あんなに、せまかったっけ。
せまい…?
…世界。
……。
こどものころに、見てたのは…もっと。
…。
…どう、だったっけ……。
……。
……まぁ、良いや。
あなたがいれば、それで…。
…ナディ。
……それで、いい。
……。
…エリス。
ナディ……。
すこし、たいくつにさせる…ごめん。
…ううん、良いの。
ナディは、ここにいるから…。
…いるから、さびしい。
……。
しらなかった…。
……でも、はなれないから。
……。
…だから。
う、ん……。
……。
……
…。
……。
……。
……。
…?
ナ……
Ein entferntes Versprechen −遠い約束
…ディ!
ん……わ、と。
…えへへ。
こぉら、いきなり飛びつくなって何度言えば分かるんだ?
…ふふ。
エリス。
……。
…たく、しょーがないヤツだ。
ね。
うん?
だいすき。
…。
…だいすき。
ん…ありがと。
でも、だからって。
…やん。
いきなり飛びついていい理由にはならないっつの。
いきなりじゃなきゃ、いいの?
まぁ、いいけど。
て、またひっつくし。
じゃあ、そうするね。
でも、昼間にひっつかれると暑い。
よる、は?
まぁ、夜なら…でも、野宿ん時はダメ。
いざという時に動けない。
…。
口、尖らせるなって。
…いつなら、いいの。
うーん、そうだなぁ…。
……。
…ねぇ、エリス。
…なに。
今日はお湯のでるシャワーと、ベッドがある宿が見つかるといいね。
……。
ベッドは…まぁ、一つでいいや。
……。
…え、と。
……。
そしたら、その…一緒に、寝よっか。
いっしょ?
…うん。
……。
……。
……。
…じぃっと、見るな。
ナディ。
…なに。
えへへ。
…だから、暑いって。
いきてるから。
…あ?
だから、あついの。
…。
あなたの、ねつ。
わたしの、ねつ。
…あ、そ。
よるのベッドのなかは、ちがうねつ?
あのな…。
…けど、それだけじゃたりない。
……。
…もっと、くっつきたい。
……もう、くっつかれてる。
…。
…イヤだったら、とっくに引き剥がしてるって。
そっか。
…たくもう。
……。
…ほら、行くよ。
もうすこしだけ…。
…暑いんだけどー。
……。
…。
…て、つないでもいい?
…。
だめ?
…だーめ。
……。
…さ、行くよ。
だめっていったくせに。
うるせ。
……。
…。
…ねぇ、ナディ。
うん?
あついね。
…だから、そう言ってるでしょーが。
でも、はなさないで。
ずっと。
…いや、ずっとは
ずっと。
…。
…ずっと、はなさないで。
……はいはい。
はい、はいっかい?
はーい。
やりなおし。
なんでよぅ。
なんでも。
じゃあ…いえっさ。
…。
これなら、いいでしょ?
…いえっさ!
やれやれ。
……。
じゃあ、行こっか。
ナディ。
…今度はなんだ?
……。
ん?
…だいすき。
……。
だれよりも、あなたが……めがかがいてる、あなたが…
Das Mädchen, das die Sterne stahl.−星を盗んだ少女
……だい、すき。
う……。
……。
……雨季じゃ、ない。
……。
…と、思ったんだけど。
……。
…エリス。
……な、さい。
……。
…ごめんなさい。
ごめんなさい…。
…うん。
……。
やっぱり、雨じゃなかった…。
……ナディ。
…うん?
わたし、わた、し……。
…おかえり。
…!
おかえり、エリス…。
…ただ、ぃま。
退屈にさせて、ごめん…?
……。
…そっか。
……。
今度は、どんなだった…?
……。
話して、ごらん…?
…。
…話したくないなら、良いよ。
ナディ…。
ん…?
……あなた、が。
…。
目が輝いてるあなたが、大好きだった…。
…目が?
大好きだったの、に……。
……。
……私が、奪ってしまった。
…。
あなたから、自由を…。
……。
ごめんなさい…ごめんなさい…。
…今の私は。
……う。
輝いて、ないか…。
…。
…そんな顔、しないでよ。
ナディ…わたし…わたし…。
……エリス。
ぅ……。
…泣くな?
で、も…。
…声も、立てずに。
泣くな。
……。
…私は。
あたしは、奪われてなんかいない…。
……でも。
あたしは、死んでいた。
死んでいたら、空も自由も、世界だって何も無かった。
…。
それをくれたのは…エリス、あんただから。
……。
…ほら、泣くなって。
こぼれてくる涙が冷たい。
……。
…やれやれ、仕方ない。
……。
んー…。
……。
…はぁ。
今日も良く晴れてるなぁ…。
…。
エリス。
…。
…エリス。
ナ、ディ…。
…どこに行って、何を見てきても、構わない。
けれど。
……。
…あんたには、あたししかいない。
…。
あんたのナディは、あたししかいない。
…。
それを忘れなければ、必ず、帰ってこられる。
…。
…この世界のあんたはあたしのもの。
あたしだけの、もの。
…う、ん。
……。
……ぁ。
…確か、に。
ん、ん……。
確かに、ここにある…。
……ナ、ディ。
…。
はたけ、は…。
…いま、は。
ひ、ぁ…ッ。
……。
はぁ、ナディ…。
…。
ナディ…ナディ……あんッ。
…エリス。
つない、で…。
……。
…つなぎ、とめ…て。
…。
なんども、わたしのなまえを……。
……エリス。
わたしのなまえだけを、よんで…なんども、なんどでも。
……。
あなたのよびごえで、わたしは…。
Anruf des Sommer −夏の呼び声
エリス。
……。
エリス。
……。
エリ、む。
…きこえてる。
そう?
…よびすぎ。
返事、してくれないから。
……よびすぎ、だから。
それだけ?
…それだけ?
また二人だけになってるかと思った。
……。
あんたと…この子と。
……。
あたしも中に入れて欲しい。
…ばか。
……。
ん、ナディ…。
…大きくなった。
……。
エリス。
…なに?
耳、当ててみてもいいかな。
…どうしてきくの?
聞かないと、怒られるかなって。
…。
で、いい?
…あなたのこ、だから。
だから…?
…きいて、あげて。
いえっさ。
……。
……。
…きこえる?
んー……。
……きこえない?
水の、音…。
…。
…命の音、かな。
ほんとうは、きこえてないくせに…。
…そんなこと、ない。
……。
言葉には出来ないけど、何かはちゃんと聞こえる…。
…ほんとう?
うん、本当…。
……。
…遠い昔、聞いてたような。
ちょっと懐かしいような…そんな気がする。
とおい、むかし…。
…お母さん、か。
……。
ふふ。
…なにがおかしいの?
あんたはこの子のお母さんで。
この子はあたしの子だから。
……。
だから、嬉しい。
…ナディ。
ねぇ、エリス。
…なぁに?
何人、作ろうか。
…え。
一人じゃ、足りない。
そう、思わない?
……。
ん…?
…ナディのばか。
本気なんだけど…?
……まだ、このこがうまれてないのに。
でも、話をするだけなら…さ?
…だめ。
子沢山も、悪くない。
だめ。
……。
…なまえ、きまってもいない。
ちゃんと考えてる…。
…たくさん、なんて。
勿論、あんたの躰の方が大事だけど…。
…ナディ。
……。
…ひとりでも、なまえ、きまらないのに。
ん…?
たくさん、なんて…だめ。
…大丈夫、その都度ちゃんと考えるから。
あんたと。
…わたしと。
二人の子供だから…ね。
……ずるい。
ずるい事なんて、言ってない…。
…ナディが、きめて。
でも考えるのは二人で。
……。
…二人で、考える。
……ばか。
Leben −生命
……。
……。
…なま、え。
……。
ねぇ、エリス…。
……。
…寝てる、か。
……。
新しい、命…私達の、命。
……。
…どうか、元気で。
それだけで、良い…。
…あなたに、似ていて欲しい。
……。
…名前。
……二人で。
……。
考えよう。
…仮令。
……。
…最初から、決まっていたとしても。
決まってない…。
……。
…まだ、決まっていないの。
……。
この世界のこの子は…。
……うん。
ねぇ、ちゃんと考えてる…?
…考えてるよ。
ちゃんと、考えてる…。
ん…良かった…。
D i e N a r b e v o n Z e i t − 時 の 傷 痕
……。
……ント。
……。
…ロント。
……。
こんな所に居たんだね。
……。
…星、綺麗だね。
……。
…風邪、引くよ。
中に入ろう…?
…わたしは。
……。
わたしは、生まれてきてはいけない存在だった。
ううん…そんな事ない。
この世界では…生まれてくる筈のない、存在だった。
でも、此処に居る。
手を伸ばせば…
……。
…ほら、触る事だって。
……。
ロント…。
……生まれてきたくなんか、なかった。
そんな事、言わないで。
…二人が、逢わなければ。
お願い…。
…母さんが魔女じゃなかったら。
そんな悲しい事…言わないで。
母さんが、生き残りさえしなければ…!
……お願い。
……。
もう、止めて…お願い。
…どうして泣くの。
泣いてなんか、いない。
……。
…さぁ、ロント。
中に入ろう?
温かいごはん、二人で食べよう…?
わたしは。
……。
…本当に望まれていたのか、分からない。
望まれていたよ。
……。
…二人が、貴女を望んだから。
……。
二人は…二人が愛し合った証が欲しかったんだと思う。
然う、二人がこの世界で生きていた…。
じゃあ、どうして。
……。
どうして、わたしは独りなの。
ロント…。
どうして母さんたちはわたしを独りにしたの…。
……。
……母さんは、本当はわたしなんか愛してなんかいなかった。
そんな事…。
わたしなんて、いらなかったから。
だから…!
そんな事、ない…!
……。
だって、だって二人は…。
……。
二人は世界でさえ、要らないって。
二人で居られれば、何も要らないって。
だから、私達の前から消えてしまったのに。
……。
…そんな二人が、貴女を望んだんだよ。
誰でもない、貴女だけを望んだんだよ…。
……。
二人だった。
でも、三人になる事を望んだ。
だから、貴女はこの世界に生まれてきたんだよ…。
……。
なのに、どうして…どうして、あんな事…。
…母さんに、会いたい。
二人に、会いたい…。
……。
会いたいよ…リリオ…。
……。
会いたい、会いたいよぉ……。
…うん…うん…。
ナディ母さん…エリス母さん…。
帰ってきて、わたしをもう一度、抱き締めて…。
……。
母さん…母さん…ママ……ママァ……。
……ナディ、エリス…。
ああぁぁぁぁ……。
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